通信プロトコルの「http」と「https」の違いはなんですか?

違蔵(ちがぞう)さん
違蔵(ちがぞう)さん

通信プロトコルの「http」と「https」の違いがわかりません。通信プロトコルの「http」と「https」の違いは何ですか?

違男(ちがお)くん
違男(ちがお)さん

違蔵(ちがぞう)さんの知りたいことはわかりました。

それでは

・通信プロトコルの「http」と「https」の違い

について教えますね。

ざっくりいうと、

HTTPとHTTPSはインターネットの通信手段で、主な違いは通信の暗号化の有無です。HTTPSは情報を暗号化して安全に送受信し、特に機密情報を扱うサイトでの使用が推奨されています。また、GoogleもHTTPSの使用を推奨し、SEO対策としても重要です。

通信プロトコルの「http」と「https」の違い

HTTPとHTTPSは、インターネット上で情報をやり取りするための通信手段です。その中心的な違いは、通信内容が暗号化されているかどうかにあります。具体的には、HTTPは情報を平文で送受信するのに対し、HTTPSはSSLやTLSといった技術を使用して情報を暗号化し、安全に送受信します。この暗号化により、第三者が通信内容を盗み見ることが難しくなります。特に、個人情報やクレジットカード情報などの機密情報を扱うウェブサイトでは、HTTPSの使用が推奨されています。また、近年ではGoogleもHTTPSの使用を推奨しており、ウェブサイトのSEO対策としてもHTTPSの導入が重要視されています。このように、HTTPとHTTPSの違いを理解することは、安全なインターネット利用のために不可欠です。

通信プロトコルの「http」と「https」についてそれぞれもう少し詳しく

ここからは通信プロトコルの「http」と「https」についてそれぞれについて、もう少し詳しくお伝えしていきます。

通信プロトコルの「http」とは?

HTTPは、WebサーバとWebブラウザの間で情報をやりとりするための通信プロトコル(通信規則)です。このプロトコルを使用することで、私たちがインターネット上のホームページを閲覧したり、情報を収集したりする際に、サーバとクライアント(ユーザ)間でのデータの送受信がスムーズに行われます。具体的には、ユーザがブラウザでウェブページを開くと、HTTPを通じてサーバにページのデータを要求し、サーバはそれに応じてデータをブラウザに送信します。このやり取りにより、ユーザはウェブページの内容を閲覧することができます。また、HTTPはWWWのために設計されたもので、その通信手順はWebブラウザからの要求とサーバからの応答の二つのステップから成り立っています。このように、HTTPはインターネット上での情報のやり取りを可能にする基盤技術として、私たちの日常のインターネット利用に欠かせないものとなっています。

通信プロトコルの「https」とは?

「https」とは、Webサイトにアクセスする際に使用される通信プロトコルの一つで、その特徴は通信内容の暗号化です。通常のHTTPと比較して、httpsは通信内容を暗号化することで、第三者によるデータの盗聴や改ざんを効果的に防止します。この暗号化の技術は、Transport Layer Security(TLS)や以前の名称であるSecure Sockets Layer(SSL)として知られています。このような特性から、httpsは特にネットバンキングやクレジットカード決済サービスなど、セキュリティが求められる場面での利用が推奨されています。また、httpsを使用することで、Webサイトの信頼性やセキュリティが向上し、ユーザーに安心してサイトを利用してもらうことができます。

通信プロトコルの「http」と「https」に関するその他の疑問

ここからは通信プロトコルの「http」と「https」に関するその他の疑問について答えいてきます。

疑問①httpのサイトにアクセスしてしまった!大丈夫ですか?

httpのサイトへのアクセスは、通信内容が暗号化されていないため、第三者によるデータの盗聴や改ざんのリスクが存在します。特に、個人情報や重要なデータを入力する際には、httpsのサイトを利用することが推奨されています。しかし、httpのサイトを閲覧しただけであれば、基本的には即座に何か特別な対処をする必要はありません。もし不安であれば、ブラウザの履歴やキャッシュを削除することで、一定の安全性を確保することができます。また、今後の安全なブラウジングのためには、URLが「https」で始まるサイトを優先的に利用することや、不審なリンクやポップアップには注意を払うことが大切です。

疑問②http://→https://の移行方法は?

HTTPからHTTPSへの移行は、Webサイトのセキュリティを向上させるための重要なステップです。HTTPSは、通信内容を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを効果的に防止します。移行の方法としては、まずSSL証明書を取得し、サーバーにインストールする必要があります。次に、Webサイトの内部リンクやリソースをHTTPSに更新し、HTTPからHTTPSへのリダイレクトを設定します。この移行により、ユーザーは安全にサイトを閲覧することができ、サイトの信頼性も向上します。また、Googleなどの検索エンジンはHTTPSを使用するサイトを評価し、検索結果のランキングにも影響を与えるため、SEOの観点からも移行は推奨されています。

疑問③httpサイトの危険性は?

HTTPの通信は、その内容が暗号化されていないため、第三者による傍受やデータの改ざんのリスクがあります。特に、クレジットカード情報や個人情報を入力する際には、これらの情報が筒抜けになる可能性があり、不正利用される危険性が高まります。また、HTTPのサイトではWEBサーバが認証されていないため、情報が盗聴されたり、ページ自体が改ざんされるリスクも存在します。これらのリスクを回避するためには、HTTPSという安全な通信プロトコルを使用することが推奨されています。HTTPSはSSL/TLSという技術を使用して通信内容を暗号化し、第三者による傍受や改ざんを防ぐことができます。ウェブサイトの運営者や開発者は、ユーザーの安全を確保するために、HTTPからHTTPSへの移行を検討することが重要です。一方、一般のユーザーも、ウェブサイトのURLが「https://」で始まるかどうかを確認し、安全なサイトでのみ情報を入力するように心掛けることが求められます。

疑問④Httpとhttpsのどちらが良いですか?

「HTTP」と「HTTPS」の違いについて、以下のように説明します。

インターネット上でWebページを閲覧する際、私たちはスマホやパソコンからサーバにアクセスしています。この通信の際に使用されるプロトコルには「HTTP」と「HTTPS」があります。HTTPは「Hyper Text Transfer Protocol」の略で、この通信はデータが暗号化されていない状態です。そのため、第三者に通信データが傍受されると、内容が簡単に漏れるリスクがあります。

一方、HTTPSは「Hyper Text Transfer Protocol Secure」の略で、HTTP通信のセキュリティを強化したものです。HTTPS通信はSSLというプロトコルを使用して通信を暗号化し、安全性を高めています。SSLサーバ証明書にはサイトの運営者情報が記載されており、これを確認することでサイトの信頼性を判断することができます。

具体的には、URLの横に鍵のマークが表示されている場合、そのサイトはSSLを使用しており、通信が暗号化されていることを示しています。逆に、鍵のマークが表示されていない場合は、通信が暗号化されていないことを意味します。

結論として、HTTPとHTTPSのどちらが良いかというと、情報の安全性を考慮するとHTTPSが推奨されます。特に、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを扱うサイトでは、HTTPSを使用することが必須となっています。

疑問⑤Httpがダメな理由は何ですか?

インターネット上で情報をやり取りする際、通信の安全性は非常に重要です。HTTPというプロトコルは、ウェブサイトの情報を送受信するためのものですが、このHTTP通信は暗号化されていないため、第三者によって通信内容が傍叴されるリスクがあります。具体的には、お問い合わせフォームや予約フォームなどで入力した個人情報が、悪意のある人に盗み見される可能性があります。このようなリスクを回避するためには、HTTPではなく、通信を暗号化するHTTPSを使用することが推奨されます。HTTPSはSSLという技術を使用して通信内容を暗号化し、情報の漏洩を防ぐことができます。したがって、ウェブサイトを利用する際は、URLが「https」で始まるかどうかを確認し、安全に情報をやり取りすることが重要です。